病気を理解しよう

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「うつ病は病気です」

ご家族や恋人の方はまずこれを理解しなければいけません。

うつ病はストレスによって脳の活動を調節する遺伝子の働きが低下して発症します。このメカニズムが解明されたのが2013年1月のことなのでつい最近です。

しかし、うつ病や精神疾患を未だ病気と認知をしてない方が多いのです。私のまわりにも親に理解されずにうつ病で苦しんでいる人が2人ほどいました。

ですので、彼女たちは親の前では気丈に振舞って、病気という素振りを見せないように頑張ったりするのです。そうすると親も元気なんだと勘違いして、もっと頑張れと説教をしていました。

よく耳にするお説教は

  • 世の中にはお前より辛い人達が沢山いる
  • そんなの気持ちの持ちようだ
  • 頑張ればなんとかなる
  • うつ病といって怠けてるだけだろ

うつ病患者だって、世の中自分より辛い人もいることも知っています。だけど、そんなこと言ったって病状は良くならないんです。そんな正論並べられたって具合が良くなるどころか、悪化させるだけです。だって、癌になった人に、「俺のほうが不摂生な生活しているのに、お前が癌になるなんておかしい」と怒りだしたりしませんよね?

家族やパートナーはうつ病が病気なんだという理解が絶対に必要です。それだけで、患者は気持ちの中で楽になれます。

基本的な接し方

  • 相手の話の矛盾点をついたりせず聞き上手になり理解と共感を示す
  • 怒ったり焦ったりせず、自分自身の感情をコントロールする
  • 相手の問題に巻き込まれて悩み過ぎない
  • 時に理不尽なことを言い放ったりするけど、内容より感情を汲み取る
  • 完治するまでに時間がかかることを覚悟する
  • なるべく病人扱いをしすぎない

こうやって文章で見ると簡単そうですが、実際にはかなり大変です。他の人の体験談でも介護している人が精神的に参ってしまったということはよくあります。私もうつ病の彼女と生活しながら、自分までうつ病になってしまった一人です。

自分の感情をコントロールすることとストレス発散することを心がけてください。もう自分が一杯一杯だというときは無理せず休んだり遊びに行くことも大切です。

介護しすぎない

うつ病だからといって、何でもかんでも手伝う必要はありません。

うつ病の患者は自分が病気で周りの人に迷惑をかけて申し訳ないと思っています。本人が普通にできることまでやってしまうと、自分が病気なばっかりにみんなに迷惑かけて申し訳ない気持ちのなってしまいます。

お互い負担にならない距離感を見つけましょう。私はこの距離感がわからず大変でした。