認知行動療法とは

「認知行動療法」とはうつ病をはじめとするさまざまな神経症、摂食障害、人格障害、対人関係の問題、またPTSD(心的外傷ストレス障害)といった過去の記憶・イメージなどによる障害の治療に幅広く応用される療法です。

人間が普通に考えていることに焦点を当てて、認知のゆがみを修正していくものです。自分を苦しめる「自動思考」を一つ一つ検証し、合理的又は常識的な考え方へと修正することで根本的な考え方を変えていきます。

 こうして、個々の自動思考を検証していくうちに、同じようなパターンがくりかえして現れてきます。それを「スキーマ」といって、自動思考の根本の原因となってます。ですのでスキーマを発見し修正することで考え方を改めることができます。

英国では、認知行動療法の効果の高さが実証されており2006年に2つの地域で行なった研究では、症状 が良くなった患者は55%でした。 さらに注目されるのは、再発率。1年後、抗うつ薬のみで治療した人は44%再発した のに対して、抗うつ薬に認知行動療法を組み合わせると27%に下がりました。

動画解説(約10分)

但し、この治療に合わない人もいますし、誰にでも有効とは限りません。自動思考分析という時間と体力、気力を必要とするため重度のうつ病の方などには負担が大きいため難しい。私のパートナーに試そうとしましたが、そんなこと億劫でできないと言われました。

一般的にはカウンセラーとともに進めていくプログラムですが、日本では認知行動療法をやっているカウンセラーの数は極端に少なく郊外の人はなかなか受けることが難しいかもしれません。

→(家庭で行う認知行動療法で一人でもできるやり方を紹介しています。)

多くの書籍がありますので、図書館などで借りて調べてもいいと思います。ただ、すごく難しい書籍が多く、うつ病患者には読みづらい本ばかりなのが不満です。